仕事のストレスを減らすための生活習慣とは?

仕事のストレスを減らす対策は?
回答いただく専門家は、ストレスマネジメントを得意とする、株式会社ジェイ・コミュニケーション・アカデミーの代表取締役 治面地 順子氏です。

Q.最近のストレス社会と比べて昔は少なかったんですか?

そんな事は無いと思います。それこそ平成の初めの頃は、「24時間戦えますか?」というコマーシャルがブームになったくらい、皆さん本当に一生懸命仕事をしていて、ストレスまみれだったのではないかと思います。現代よりももっと昔の方がストレスがあったような、そんな気がします。

Q.最近のほうがストレスを問題視するのは何故ですか?

ストレスって、ストレスそのものよりも、そのストレスをどう受け止めるかという、受け止める側の心の問題のような気がしています。
同じストレスであっても、そのストレスをマイナスに捉えるか、ポジティブに、プラスに捉えるかによってストレスの大きさって大きく変わって来ると思います。

Q.最近の人はマイナスに捉える人が多いという事ですか?

そうですね。何か仕事をする場合でも、もっと楽しんで仕事をするとか、もっと積極的に仕事をするとか、それによって同じ仕事でも、捉え方一つでプラスにもマイナスにもなるんじゃないかと思うんですが、今の方達は割と「やらされてる感」を持って仕事をしている人達が多いような気がしますね。

Q.「やらされてる感」は仕事環境が変化したのが原因ですか?

そんな気がしますよね。昔はもっとこう、仕事をする時にもお互いのコミュニケーションが円滑で、一体感があったような気がしますね。特に日本の場合は終身雇用という事で、皆で飲みに行ったりとか、仕事だけではなくて家族ぐるみ的な感じで仕事をしたりとかという良さが日本にはあったけれど、それが現代はどんどんIT化して、孤立化して、その結果一人一人が孤独感を感じてストレスを溜めているというような気がしますね。

Q.仕事のストレスで多い相談は何ですか?

やはり人間関係が一番ストレスになっていると思います。特に上下関係。昔の上司の方達は今までどおりに若い人達に接するんだけれど、今の若い人達はなかなか自分の感情を上手く表現出来なかったり、あるいは言われた事をそのまままともに受け止めて沈んでしまったり…というようなケースが多いのかなと凄く感じます。

Q.世代間の差を埋める方法はありますか?

世代間を埋めるとしたら、やはり上の人達が、若い人達が今どういう気持ちであるかというのをもっと学んだ方が良いのかなと思いますね。言葉かけひとつで相手を元気にしたり、あるいは相手を落ち込ませたりという事で、言葉のかけ方というのを、もっと古い世代の方達が学んだ方が良いような気がします。

昔はある程度プレッシャーを与えて頑張らせようという部分があったかもしれないですが、今の若い人達はプレッシャーを与えるとそのまま沈んでしまう、駄目になってしまうという傾向が非常に強いように思います。

Q.ストレス解消に効く息抜き方法や生活習慣はありますか?

ストレスを解消するのに一番簡単で効果的なのは、呼吸法だと思っています。
ゆっくり息を吐いていって、ゆっくり息を吸う腹式呼吸。深い呼吸をするだけで心を落ち着かせることも出来ますし、呼吸というのは血流を良くします。ですから、ストレスが溜まって頭がボーっとしているような時でも、ゆっくりした腹式呼吸を行う事によって、脳をクリアにする事が出来ます。簡単に出来ますので、ぜひ試してみていただきたいと思います。

Q.どれくらいの頻度でストレス解消をやるべきですか?

腹式呼吸は本当に時間もかかりませんし、どこでも出来ます。まず朝起きた時、そして疲れてきたなぁと思った時、あと寝る前も安眠するためにゆっくり腹式呼吸するというのも効果的です。

Q.最後にユーザーに向けて自己PRがあればお願いします。

実は私はストレスマネジメントの研修プログラムとして考案した「アルファビクス」というエクササイズを広めています。このアルファビクスは、α波状態に導く音楽に合わせて腹式呼吸を行い、そして呼吸に合わせながら、アルファビクスバンドというバンドを引っ張っていくんです。

このバンドを引っ張る事によって、肩こり解消や腰痛予防にとても効果的になっています。機会がありましたら、ぜひ「アルッファビクス」で調べてみてください。