行政書士の起業エピソード「ありすEP行政書士オフィス」

起業・独立
回答いただく専門家は、行政書士であり、ありすEP行政書士オフィスの代表 黒川真理子氏です。

Q.学生時代はどんな学生生活を過ごしましたか?

学生時代は本当にバイト、バイト、バイト…という感じで(笑)学校の授業よりもバイトが大切、みたいな。お金を稼ぎたいというよりも、社会を早く見たいというよな。焦りじゃないんですが、そういう感じで本当にバイト中心という感じの生活でした。

バイトはおばあちゃん達に紛れてお掃除するというパターンもあれば、宅急便屋さんで物を仕分けるお仕事をしていたりとか、あとは塾の講師をしていたりとか。学生時代だけでも7~8個くらいはバイトしたかなという感じです。本当にバイトが楽しくて仕方がなかったという感じですね。

Q.社会人時代はどんな企業で勤めてたんですか?

私はちょうど一番最初の就職氷河期にバッチリとぶつかったタイプでして(笑)正社員で入る先が某証券会社さんに決まっていたのですが、なんとなく違うなと思って。根拠のない自信があったのか「別の所に行こう」という形になって、ちょっと他で探して法律事務所に入りました。まぁ法学部だったのでそういう法律関係の所に行きたいなというのが最初にあったので、その法律事務所に卒業して2ヶ月くらい経ってから職安から入って。新卒なのにという感じだったんですが(笑)

そういう形でやった後、某総合家電メーカーさんに6年くらいいたんです。その時は完全に部品を買う業務で、いろんな営業さんと会話させてもらうというのが主になっていたので、そこが一番楽しかったかなと思います。それがあったからこそ、私は今のお客様と話すとかサポートをする方向に持って行けたかなと思うのですが、それ以外でも派遣社員だったり契約社員だったり、いろんな業態のものをいろんな雇用形態で仕事をさせていただいていました。どれもしんどい思いはいっぱいしたんですけど、今となれば楽しい思い出という感じです。

Q.起業した時期ときっかけは何だったんですか?

起業したのは、行政書士の資格を取った所からです。そもそも行政書士の資格を取ろうと思ったきっかけが、父が事故で他界してしまいまして、その時に相手側の方といろいろお話をしないといけないという時に、まぁ法学部だからというので家族に前に押されちゃったんですけど、なんにも答えられない。全然知識が無いし、という所から(笑)

せっかく法学部を出て卒業までさせてもらったというのもあったので、これはもう法律の知識をちゃんとつけたいという所から、行政書士を受験して合格して、行政書士になったというのがありますね。

行政書士になってその後本当にすぐに、行政書士の場合は他の士業さんとちょっと違って、どこかで研修をしっかり受けないといけないとか、他の事務所に入って何年かは下積みをしないといけないとか、実はそういうのが無いんですね。なので行政書士の資格を取って、免許をちゃんともらう形で手続きをしてすぐに行政書士として活動を開始したんです。本当に資格を取ればすぐにいける!と思っていて、そのまま起業したという感じです。

Q.起業したときは一人でしたか? また起業時のお金はどうやって準備しましたか?

起業自体は、他の先生方もそうなんですが、行政書士の場合はほぼほぼ一人で事務所を構えるというパターンの方が多いので、私もその大勢の中の一人という形で、一人で事務所を立ち上げました。

あと起業時の費用ですが、今まで会社員として働いてきていた蓄えで実際には開業した形になります。登録費用は、他の士業もそうなんですが士業の場合は金額がかかるので、そういった所も含めてあらかじめ確認をしておいてその分用意をしておきました。

Q.起業して軌道に乗るまでは苦労をされましたか?

起業した当初は、行政書士の登録さえすれば仕事があるんじゃないかとちょっと甘く考えていたんですが、やっぱり甘かったという事で、全く仕事が最初のうちは無かったので、行政書士をしながら別の仕事をやっているという状態でした。どっちが副業?と言われそうなくらいなんですが(笑)別の仕事をしながら収入を得ているという状態が大体1年くらいは最初続いたという状況でした。

Q.現在のビジネスモデルは起業当初と同じですか?

起業当初は、どちらかというと女性の起業支援という今の形態ではなくて、契約書を作りますとか、いわゆる行政書士がやる内容の仕事を取りに行く営業をしていたんですが、今は女性の起業支援をメインにしているので、そういう意味では進化というのか、ビジネスモデルが変わったという感じですね。

この1年は本当に女性の起業支援の方に特化しているような形が主です。行政書士として受けているというか…この言い方をすると今も行政書士なので、行政書士の仕事として女性の起業支援を受けているのですが、実際に契約書を作ったりとか、遺言書などを作成させていただいたりという事のフォローなんかは、今10で考えると9が女性の起業支援、残りの1が契約書やその他諸々の、いわゆる行政書士の得意分野をやらせていただいている状況です。

Q.実際に起業してみて会社員時代と比べて大変でしたか?

起業して大変だった所は、全て自分でやらないといけないという所ですね。例えば営業という要素もやっぱり出てきますし、あとは経理面も自分でやらないといけないですし、皆さん結構不安に思っている所だと思うんですけれども、クレームなんかも自分で受けるという事になるので。

そういった所は大変かなと思うのですが、それを超えても会社員では味わえないような、自分でビジネスモデルを構築していって、それをひとつずつ上手く軌道に乗せていくというのは、なかなか会社員では味わえない起業の醍醐味みたいなものを味わえているかなと思うので、そこは会社員時代とは違って今は楽しくやらせていただいているという感じです。

Q.新たな夢や目標はありますか?

今一番の目標にしているのは、一人でも多くの女性の起業家さんを誕生させて、ただ誕生させるだけではなく、より早く成功していただいて「起業して良かったな」と思っていただけるような、そんなサポートをしていきたいというのが今の目標ですね。

Q.最後にユーザーに向けて自己PRがあればお願いします。

ありすEP行政書士オフィスでは、女性の起業支援を主に頑張っております。皆さん起業って凄く不安な所がいっぱいあると思うので、ぜひ不安とかわからない疑問、悩み、不安、なんでもOKです。最初は誰に聞いていいかわからないというものがほとんどだと思うので、ぜひ私どもありすEP行政書士オフィスの方にご連絡いただいて、そこから企業の第一歩を踏み出していただければと思います。