事業承継の専門家の起業エピソード「相澤経営コンサルティングオフィス」

起業・開業・独立
回答いただく専門家は、事業承継を得意とした中小企業診断士であり、相澤経営コンサルティングオフィスの代表 相澤 英生氏です。

Q.学生時代はどんな学生生活を過ごしましたか?

ちょうど私がいた時代は大学ラグビーが全盛期で、私も御多分に漏れず大学四年間はひたすらラグビーに打ち込む毎日で、グラウンドに行って汗と埃にまみれた生活を送っていました。

Q.社会人時代はどんな企業で勤めてたんですか?

入社したのは、損害保険会社に勤務をいたしました。そこで27年間勤めていたんですけれども、その多くが法務、あるいはコンプライアンスといったどちらかというと堅い仕事に携わる事が多い会社人生でした。

そうした中で50歳を迎える年に「やはり自分としてももっと何か貢献したい、社会に直接関わってみたい」という思いを抱きまして、中小企業診断士として独立しようという事で、思い切って転身をしました。

Q.起業時の資金はどれくらい準備しましたか?

実は中小企業診断士として独立するに当たっては、あまりお金の心配はしませんでした。と言いますのも、例えばお医者様であれば色々な設備、医療機器を導入したり、あるいは物を売る商売であれば商品を仕入れて在庫にしなければいけない、メーカーであれば生産機械を導入しなければいけないなど、業種によっては初期費用で苦労します。

しかし、中小企業診断士の場合には、いわば自分自身が生産機械であったり、設備であるわけですので、そうした意味であまり元手はかからなかったというのが本当の所です。その意味で、あまりお金で苦労したという事は無かったです。

Q.起業して軌道に乗るまでは苦労をされましたか?

先ほど触れた通り、自分自身がある意味売り物という事ですから、「どうやって私を買っていただくか」という事が一番の大きなポイントでした。

そのために多くの人と会って、まずは顔と名前を憶えていただき、次のステップとして、「あ、この人はこういうバックグラウンドがあって、こういう考え方をする人なんだな」と、そういう信頼をしていただきながら、「じゃあ色々意見を聞いてみよう」と思ってもらって、ある意味仕事のチャンスに繋がります。

そこはお試しみたいな所はあるかもしれませんが、多くの人と会うというのが一つ大きなポイントであり、そして如何にわかっていただくかという所がこの仕事のポイントではないかなと思っています。

よく言われる言葉で「犬も歩けば棒に当たる」と言いますけれども、やはり歩かなければ棒にも当たらないという事で、そこは意識して取り組んできましたし、これからも意識していかなければいけない所だなと思っています。

Q.実際に起業してみて会社員時代と比べて大変でしたか?

まず、「自分で自分のペースを作らなければいけない」という事は、楽しみでもあり大変な所でもあるかなと感じています。

休みなんかも自分自身で決めるので、決まった休みがあるわけではなくて、ご相談者様の抱えている課題に如何に応えるかという事で考えざるを得ませんので、スケジュール管理も含めて、生活のコントロールというのは会社新時代に比べれば大変だった事かなと思っています。

ただ一方で、やりがいも凄く大きいなと感じている所です。細かい話なんですけれども、例えば印刷するにしても、インク代ですとか、あるいはコピー機、名刺…こうした当たり前にあったものが、実は当たり前には無いんだなぁというのをつくづく実感したというのが自分で起業をしてみて感じた事です。

Q.起業に向いているのはどんな人だと思いますか?

2つのポイントがあるかなと私自身は思っています。まず1つ目は、自分がやりたい事、それに強くこだわりを持っている方だという事です。要は「社会に何かこういうものが不足している」「何か困っている」という事に対して、それを解決しようとする人。そうした強い思いを持っている方が自分自身で起業をされる事に向いているなと思います。

やはりここのこだわりが無いと、どうしてもやっている事に対して自信が持てなくなってしまったり、行き詰まった時に「あれ、間違えたのかな?」と不安になってしまう事も多くありますので、そうした自分自身の信念を強く持っている方です。

そして2つ目は、この不安という物は常に付きまとっていますので、これをエネルギーに変えられる方です。やはり不安にぶち当たった時には人間下を向いてしまいがちですけれども、下を向いていては更に進む事が出来ない。どこに向かって良いのかわからないものです。

ですから、不安をエネルギーに変えて、そして前に進んでいくという事ができる人。これが出来る方、こういう意欲を持った方が起業に向いているのではないかと、このように考えています。

Q. 新たな夢や目標はありますか?

私は中小企業診断士という立場で活動を行っています。その名の通り中小企業あるいは小規模事業者の経営者の方々を応援するという仕事です。

日本の多くの企業が中小企業、そして小規模事業者でありますので、こうした皆様方が元気になる、それがひいては日本全体の利益であったり、活性化に繋がると私は信じています。

ですからこうした活動を通じて、より日本を盛り上げていく、やや大それた表現にはなりますけれども、そうしたことに繋がっていくように取り組んでいこうとを今凄く心掛けています。

Q.最後にユーザーに向けて自己PRがあればお願いします。

私は現在中小企業診断士という立場で活動しております。自分自身でも独立・開業という事を経験しています。ですから、これから自分自身で何かをしてみたい、何かに取り組んでみたいという希望を持たれている方は是非相談してみていただきたいと思います。

一人で思い悩んでいると、どうしても行き詰まってしまう事が多々あると思います。そうした時に、ある意味第三者に相談するスパーリングパートナーとしてご活用いただければと思います。